KINSHICHO

KINSHICHO

今回は錦糸町駅にある『いためし酒場 バルバル』の店内に絵を描かせて頂きました。
まずはオーナーさん、施工業者さん、店長さんと打ち合わせ。そして下見をするため錦糸町へ。
こちらが入り口。元々はコンビニでした。
中はこんな感じです。この段階ではまだイメージが沸きません、、、
錦糸町について調べます。
まずは墨田区立緑図書館へ、、、
墨田区は江戸時代に起きた大火事により家を失った人たちが移り住んできたのが起源と言われてるみたいです。
職人が多く移り住んできたため、今でも伝統工芸、小さな町工場などが多く残っています。
提灯描き、江戸木箸、べっ甲工芸など多くの伝統工芸が残されており、スカイツリーのエレベーターホールには江戸切子を使った照明が使われています。
また北斎もこの土地で多くの絵を残しています。
中でも有名なのは『富嶽三十六景 本所立川』波の絵が有名なシリーズの一つです。当時人気があり、追加で10枚の風景画が追加されています。
この写真は当時北斎が描いたとされる場所の200年後になりマス。
嬉しい出会いがあり、頂いた伝統工芸師が作った江戸切子。しかも好きなコーラ。
オーナーさんからの町の絵を描いて欲しいとの事だったので、今回は撮影から、、、
墨田区をひたすら歩きます。
いい天気
いい撮影ポイントを見つけるのがほんとに大変でした。
デザインを描きます。最終的にはこんな感じなりました。
現地の壁のサイズに合わせイメージをより明確にして行きます。
一人作業に没頭する為深夜での作業です。
完成です。約2週間。
歴史的な意味も込め北斎を描かせて頂きました。
完成です。今回は錦糸町について調べる時間も多くとれ、デザインも様々描く事が出来ました。オーナーさん、打ち合わせや現場にも顔を良く出してくれた店長さん、そして施工業者さんたちの協力があって出来ました。ありがとうございます。
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